こんにちは。
勉強すための喫茶店 STUDY MAX CAFEの小山です。
いよいよ来年度から導入される『大学入学共通テスト』。
不安も抱えている受験生も多くいらっしゃると思うので、
何回かに分けて、解説します。
今回は、『大学入学共通テストに向けた対策』について。
大学入学共通テストは、初めてのテストということで、
過去問が存在しません。
対策はどうしたら良いの?
と悩む受験生はたくさんいると思います。
きちんと分析して、対策すれば大丈夫です。
落ち着いて、試験に向けて、準備していきましょう。
まず、最初に確認しておきますが、
『試験範囲は、センター試験と変わらない』ことは大丈夫ですね?
また、記述式は先送りになりましたので、『全問マーク式』ということも大丈夫ですね?
そして、変わるのは、『問われ方』。
今までの知識を問う問題から、
知識を実社会や実生活で使えるかを問う問題へと変わります。
ということは、基本的な学習方法を、大きく変える必要ありません。
その代わり、意識を変えてください。
今までのセンター試験対策のように、
直前の1ヶ月~2ヶ月で一気に詰め込むやり方では、対処しきれません。
絶対に、止めましょう。
大切なことは、知識をしっかり定着させて、
初見の問題に出会ったときに、
冷静に対処できるようにしておくことです。
初見の問題を、冷静に対処するためには、
経験値を積んでおく必要があります。
経験値を積むために有効なものは模試です。
模試を積極的に活用してください。
そして、模試を受け終わったら、
見直しを丁寧に、しっかりとやってください。
実は、見直しをしない人や、サッと簡単に終わらせる人が多いです。
これでは、模試を受ける意味がありません。
しっかりと丁寧に見直しをしてください。
特に、正解した問題でも、見直すことをお勧めします。
出題者の意図や答えにたどり着くまでのプロセスなどを、
正解した問題でも丁寧に見直しておきましょう。
この地道な作業が、必ず後で活きてきます。
繰り返しになりますが、
センター試験の時のようなパターン学習では、通用しません。
なぜ、その答えになるのか?
問題を作成した人の意図は何なのか?
自分の考えと何が違ったのか? 等々
ゆっくりと丁寧に見直してください。
大丈夫ですね。
もう一度言います。
見直しが重要です。
それでは、最後に、模試を受ける時の注意点を確認します。
①初見の問題に、冷静に対処できるように慣れること。
②解答・解説をしっかり読み込んで、丁寧に見直しをすること。
この2点に注意しながら、
試験対策に取り組んで下さい。
②の見直しを丁寧にやることで、
自分に足りない力や、必要な勉強が見えてきます。
その実感をもとに、計画を立て、日々の勉強に活かしてください。
大学入学共通テストは、準備で決まります。
頑張りましょう!