皆さん、こんにちは。

勉強するための喫茶店 STUDY MAX CAFEの小山です。

 

いよいよ、来年から『大学入学共通テスト』が始まります。

 

不安を抱えている受験生も多いと思うので、

何回かに分けて、大学入学共通テストについて、お伝えしております。

 

今回は、『大学入学共通テスト初回の難易度』について。

 

大学入学共通テストは、初めての試験のため、過去問がありません。

そのため、難易度を予測することが難しいです。

 

ただし、それを言っていては始まらないので、

過去のデータから見ていきましょう。

 

第1回(1990年)のセンター試験の結果を参考にしたいと思います。

 

なぜなら

センター試験は、平均点が6割になるように作られているため、

最初(第1回)の結果は、参考になると思うからです。

 

それでは、見ていきましょう。

 

第1回センター試験の英国数の結果(平均点)は、

 

英語 137点/200点 (2020年:116点)

国語 133点/200点 (2020年:119点)

数学Ⅰ 73点/100点 (2020年 数ⅠA:51点)

数学Ⅱ 64点/100点 (2020年 数ⅡB:49点)

 

です。(センター試験HPより)

わかりますか?

どの教科も今年の平均点より10点以上高いです。

 

つまり、最初の年は、

問題を作成する人も手探り状態のため、

難易度は、易し目になると予想できます。

 

参考までに、

英語のリスニングテストは、2006年に導入されましたが、

この時の平均点は、36点/50点で、

今年の平均点28点よりも高くなってます。

ということから、データから見る最初の年の難易度は、

易し目になると言えると思います。

 

2020年のセンター試験と比べるのは、どうなの?

っていう方がいると思います。

確かに、

大学入学共通テストを意識した問題が入ってきたために、

全体的に平均点が低かった年でした。

 

が、

例年の平均点と比較しても高いですよね。

 

ということで、

不安を抱えている受験生へ。

安心はできませんが、

極端に不安になることもありません。

おそらく、最初の年は、難易度が易し目になるでしょう。

 

問われ方が変わるため、

準備不足のまま試験を迎えた方や

今までと同じように直前に詰め込んだ方にとっては、

難しくなったと感じると思いますが・・・。

 

早めに知識を入れて定着させて、

模試を積極的に受けて、

初見の問題に慣れておけば、

大きく崩れることはないはずです。

 

勉強は、習慣が大事です。

 

愚直に。

一途に。

ひたむきに。

頑張りましょう!

 

ちなみに、第1回センター試験の英国数以外の科目も書いておきます。

参考にしてください。

それでは、失礼します。

 

日本史 73点/100点 (2020年:65点)

世界史 64点/100点 (2020年:62点)

地理 65点/100点 (2020年:66点)

化学 67点/100点 (2020年:54点)

物理 74点/100点 (2020年:60点)

生物 62点/100点 (2020年:57点)

 

でした。

大体、今年の平均点よりも高い結果ですよね。

頑張りましょう!

※あくまで、問題の難易度についての分析ですのであしからず。