こんにちは。
勉強するための喫茶店 STUDY MAX CAFEの小山です。
来年度から始まる大学入学共通テスト。
不安を抱えている受験生もたくさんいらっしゃると思いますので、
何回かに分けて、お伝えしてます。
さて、今回は、『センター試験の過去問はやるべきか?』ということについて。
大学入学共通テストは、
センター試験と問題の質(問われ方)が変わるため、
過去問を解いても意味がない。
と、思っている人はもったいない。
1990年から30年も積み上げてきたものを活用しない手はありません。
なぜなら、
共通テストの試験範囲は、
センター試験と変わらないからです。
試験範囲が変わらずに、
知識を問う問題から、
知識が使えるかを問う問題になります。
知識が使える状態になるには、3段階の手順があります。
最初は、教科書や参考書を通して、『知る』という段階があり、
『知る』の次は、復習や練習問題を通して、『定着』という段階になります。
『定着』の後に、試験や応用問題などで『使える』という段階が来ます。
つまり、
いきなり、知識を使えるようにはなりません。
ということは、『知る』という段階や『定着』という段階の確認には、
センター試験の過去問は、非常に優れた材料となります。
毎年、300名近い大学教授が携わって作成された試験であり、
教育現場からは、良問が多いと評価の高かった試験です。
これを、使わない手はないですよね。
今までのように、直前で、一気にやるのは、お勧めしませんが、
計画的に、定着度の確認をするためなら、活用する意味があります。
また、2017年と2018年に、
共通テストの試行調査が行われていて、
その時の試験問題と解答が
大学入試センターのホームページで見ることができます。
2回分ありますので、
春に1回、夏に1回、などと、
計画的に解くと良いでしょう。
受験生にとっては、初めての試験で、
不安になる要素もたくさんあると思いますが、
早めの準備と積極的に模試を活用して、
良い結果を残せるように、
頑張りましょう!